| 8月31日(火)~9月2日(木)まで和気町執行部と町議会で視察にいきました。
埼玉県の久喜宮代衛生組合(生ゴミをコンポスト肥料にする工場)、岩手県の北上市のヤクルト工場、同和賀郡西和賀町(旧沢内村)の深澤まさお資料館(老人医療と乳児医療を日本で初めて無料化した村)。
久喜宮代衛生組合は久喜市と宮代町の広域事務組合で旧久喜市と宮代町10万5千人(約41000戸)のモデル地区約1万世帯(協力世帯約5千戸)の生ゴミを1日4トン処理しているそうです。平成20年にHDMシステムという新システムを開始して臭いがない建設費もいらない比較的経費がかからない新しい生ゴミ堆肥化事業です。
(HDMシステムとは(株)EM研究所が開発した、好気性の微生物を利用した生ゴミ減容化システムです。生ゴミに菌をまぜてやると90%が水と二酸化炭素に分解し残ったものは肥料につかえる。)
西和賀町は「いのちの山河」という映画でも紹介されています。豪雪・多病・貧困という三悪を克服しようと、当時の深澤村長が国保法違反でしたが、昭和36年老人医療と乳児医療の完全無料化を実施し、全国最悪だった乳児死亡率を全国初の死亡率ゼロへとかえていった。(保健師さんの教育活動も重要な役割を果たしたそうです。)
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