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同伴競技者のショットで自分の球が埋まった!

(2020年10月号掲載)

Q.

 バンカー内に、自分の球と同伴競技者の球が並んで止まりました。同伴競技者が先に球を打ったところ、そのとき飛んだ砂で、自分の球が埋もれてしまいました。こんなとき、どうすればいいのでしょう?

A.

 状態が悪化する前の状態に復元することが出来ます。

【解説】

 今回のようなケースでは、規則8.1dが適用になります。その内容は次のとおりです。

8.1d 球が止まった後に悪化した状態の復元
プレーヤーの球が止まった後にストロークに影響を及ぼす状態が悪化した場合:
  1. 悪化した状態の復元が認められる場合。ストロークに影響を及ぼす状態が、プレーヤー以外の人、または動物、人工物によって悪化した場合、規則8.1aに基づく罰なしに、プレーヤーは次のことができる:
    • 出来る限りほぼ同様に元の状態に復元する。
    • 元の状態に復元するためにそうすることが合理的な場合、またはその状態が悪化したときに物質が球の上に載ってしまった場合は、球の箇所をマークして拾い上げて、ふいて、その球を元の箇所にリプレースする(規則14.1と規則14.2参照)。
    • 悪化された状態が簡単に復元できない場合、その球を拾い上げて、(1)ストロークに影響を及ぼす状態に最も似ていて、(2)元の箇所から1クラブレングス以内で、(3)元の箇所と同じコースエリア(ホールに近づかない)で最も近い箇所に置くことよってリプレースすることができる。
    • 例外-球を拾い上げた、または動かしたときやその後で、その球をリプレースする前に悪化した球のライ:このことは規則14.2dで扱う。ただし、中断して球を拾い上げた後でライが悪化した場合はこの規則を適用する。
  2. 悪化した状態の復元が認められない場合。ストロークに影響を及ぼす状態がプレーヤー、自然物、自然の力(例えば、風、水)によって悪化した場合、プレーヤーは規則8.1aに違反して悪化した状態を改善してはならない(ただし、規則8.1c(1)、規則8.1c(2)、規則13.1cが認めている場合を除く)。

 今回のように自分の球が止まった後、同伴競技者によって「ストロークに影響を及ぼす状態」が悪化した場合は、上記規則のうち (1)の条件に当てはまります。その場合、プレーヤーは罰なしに、出来る限りほぼ同様に元の状態に復元することが認められます。また、そのためにそうすることが合理的であれば、球をマークして拾い上げ、ふいて、その球を元の箇所にリプレースすることも認められます。

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