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打った球が自分の足によりかかって止まった!

(2020年12月号掲載)

Q.

バンカーから打った球が、バンカーの縁を越えずに戻ってきて、偶然自分の足に当たって止まったのですが、罰はあるのでしょうか。また、足を動かすと球が動きそうなのですが、こんなとき、どうすればいいのでしょうか?

A.

罰はありません。また、足を動かした際に球が動いた場合は、それまで止まっていた場所に無罰でリプレースする必要があります。

【解説】

規則11.1「動いている球が偶然に人や外的影響に当たる」には次のようにあります。

11.1a どのプレーヤーにも罰はない
動いているプレーヤーの球が偶然に人や外的影響に当たった場合:
  • どのプレーヤーにも罰はない。
  • このことは、球がプレーヤー、相手、他のプレーヤー、またはそのキャディーや用具に当たった場合でも同じである。
例外-ストロークプレーで、パッティンググリーンでプレーされた球:プレーヤーの動いている球がパッティンググリーンに止まっている別の球に当たり、そのストロークの前にその両方の球がパッティンググリーンにあった場合は、プレーヤーは一般の罰(2罰打)を受ける。

以上の通り、今回のように、動いている球が偶然プレーヤーに当たった場合は、罰はありません。

また、その後の処置については、ゴルフ規則のオフィシャルガイド11.1b/2「偶然に方向を変えられたり、止められた後に球が動かされた場合はどうすべきか」にて定められています。その内容は次の通りです。

偶然に方向を変えられたり、止められた後に球が人や外的影響に寄り掛かって止まり、その人や外的影響が動いたり動かされた場合、規則9が適用され、プレーヤーはその規則に適切に従わなければならない。しかしながら、人や用具に寄り掛かって止まった後にその球が動いた場合、規則9に基づく罰はない。

規則9では、「プレーヤーが、止まっている自分の球の動く原因となった場合、その球は元の箇所(分からない場合は推定しなければならない)にリプレースしなければならない」と定められています。オフィシャルガイドでは、今回のように偶然プレーヤーに寄り掛かかって止まった球がプレーヤーによって動かされた場合、この規則に従わなければならないとしつつも、この規則による罰(1打)はないとしているのです。

なお、リプレースせず、球が動いた場所からそのままプレーを続けた場合は誤所からのプレーとなり2打罰になってしまうのでご注意ください。

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