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バンカー内の砂をならしたところに、自分の打った球が止まった!

(2021年2月号掲載)

Q.

前回の豆知識で、コースの保護のためであれば、バンカー内の球を打つ前に砂をならしてもよいということでしたが、打った球がならしたところに止まった場合、何か罰はあるのでしょうか?

A.

コース保護のために砂をならした結果であれば罰はありません。

【解説】

規則8.2b「他の物理的状態を変える禁止行動」には次のようにあります。

プレーヤーは、次の場所に影響を及ぼす物理的状態を変えるために規則8.1aに掲載されている行動を故意にとってはならない(ただし、規則8.1b,c,dで認められている場合を除く):
  • 次のストロークや以降のストロークで球が行く、または止まる可能性がある。
  • プレーヤーの止まっている球がストロークが行われる前に動いた場合、その球が行く、または止まる可能性のある場所(例えば、球が急な傾斜の上にあり、ブッシュの中に転がっていくかもしれないとプレーヤーが心配している場合)。
例外-コースを保護するための行動:プレーヤーがコースを保護するために他の物理的状態を変えた場合(例えば、バンカーの足跡をならすこと、ディボットをディボット跡に戻すこと)、この規則に基づく罰はない。

砂をならすことは、「物理的状態を変える」ことになるため、上記規則のとおり本来は、次のストロークで球が止まる可能性がある場所の砂をならすことは禁止されています。しかし、例外として、それがコースを保護する目的によるものであれば罰はありません。

質問のケースでも、プレーヤーはコースの保護のためにバンカーの足跡をならしていますので、その後そこに球が止まっても罰はないのです。

なお、罰がつくような行動の例としては、次のストロークで球が止まりそうな地点の芝を押さえつけておくようなものが挙げられます。こういった行為は2打罰となりますのでご注意ください。

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