イメージ

球がホールに落ちるのを、待ってもいいの?

(2021年6月号掲載)

Q.

グリーン上でパットをしたところ、球がホールに落ちるぎりぎりで止まりました。少し待っていたら球がホールに落ちそうなのですが、この場合、どれくらいの時間待つことができるのでしょうか?

A.

そのホールに歩み寄るための合理的な時間に加えて、10秒間です。

【解説】

規則13.3には次のようにあります。

13.3a ホールにせり出している球がホールに落ちるのかどうかを確かめるのを待つ時間
プレーヤーの球の一部がホールのへりにせり出している場合:
  • プレーヤーにはそのホールに歩み寄るための合理的な時間に加え、その球がホールに落ちるかどうかを確かめるためにさらに10秒間待つことが認められている。
  • 球がこの待ち時間内にホールに落ちた場合、そのプレーヤーは直前のストロークでホールアウトしたことになる。
  • 球がこの待ち時間内にホールに落ちなかった場合:
    • 球は止まったものとして扱われる。
    • その球が次のプレーの前にホールに落ちた場合、そのプレーヤーは直前のストロークでホールアウトしたことになる。しかし、そのホールのスコアに加える1罰打を受ける。

以上のとおり、質問のような状況では、そのホールに歩み寄るための合理的な時間に加えて10秒間待つことができます。もしもこの待ち時間内に球がホールに落ちれば、プレーヤーは直前のストロークでホールアウトしたことになります。一方、この待ち時間を過ぎてしまうと、もしその後で球がホールに落ちたとしても、プレーヤーはそのホールのスコアに1罰打を加えなければならないのです。

なお、「そのホールに歩み寄るための合理的な時間」については、ゴルフ規則のオフィシャルガイドに解説があります。それによれば、「ホールに歩み寄るための合理的な時間の制限の決定はストロークの状況次第であり、プレーヤーがホールに入らなかった球への自然で自発的なリアクションの時間を含む」とのことです。

例えば、グリーンからかなり離れた場所からショットをした場合は、そのプレーヤーがホールに到着するまでには数分かかるかもしれません。あるいは、グリーン上の別のプレーヤーのプレーの線を迂回することによって、ホールまで遠回りしなければならない場合もあります。これらはすべて合理的な時間に含まれるとなっています。(オフィシャルガイドp211「13.3a/1 ‒ ホールに歩み寄るための合理的な時間の意味」)

目次に戻る