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タオルの上に球が止まった

(2021年11月号掲載)

Q.

プレー中、自分の打った球が、ラフに落ちていた誰かのタオルの上に止まっていました。こんなとき、どうすればいいのでしょう?

A.

無罰でタオルを取り除き、球が止まっていた場所から、ホールに近づかず、1クラブレングスの範囲内に球をドロップすることができます。

【解説】

規則では、タオルは「動かせる障害物」となります。球が「動かせる障害物」の中や上にある場合の救済については、規則15.2a(2)で定められています。その内容は以下のとおりです。

(2)パッティンググリーン以外のコース上の場所で、球が動かせる障害物の中や上にある場合の救済。プレーヤーは球を拾い上げ、その動かせる障害物を取り除き、元の球か別の球を次の救済エリアにドロップすることによって罰なしの救済を受けることができる(規則14.3参照):
  • 基点:球がその動かせる障害物の中や上に止まっていた場所の真下と推定する地点。
  • 基点から計測する救済エリアのサイズ:1クラブレングス。しかし、次の制限がある:
  • 救済エリアの場所に関する制限
    • 基点と同じコースエリアでなければならない。そして、
    • 基点よりホールに近づいてはならない。

これにより質問のケースでは、プレーヤーは無罰で球を拾い上げ、タオルを取り除き、球を救済エリアにドロップすることができます。

救済エリアは、球が止まっていた場所の真下と推定する地点から1クラブレングスの範囲内で、ホール に近づかない場所ですが、基点と同じコースエリアでなければなりません。今回は、球の止まっていた場所がラフ、つまりジェネラルエリアだったので、救済エリアもジェネラルエリアになります。

ジェネラルエリアはラフとフェアウェイの両方を含みますので、1クラブレングス内であればフェアウェイにドロップすることもできます。しかし、グリーンやバンカーは異なるコースエリアですので、もし1クラブレングスの範囲内にグリーンが含まれていたとしても、そこにはドロップすることはできません。

また、球がもともとバンカー内に止まっていた場合には、救済エリアはバンカー内に限定されます。

なお、規則の初めにあるように、この規則はグリーン上以外で救済を受ける場合のものです。グリーン上で球が動かせる障害物の中や上にある場合、プレーヤーは同じように、罰なしに球を拾い上げ、動かせる障害物を取り除くことができますが、最後にその球は、「その動かせる障害物の中や上に止まっていた場所の真下と推定される箇所」に「プレース」しなければなりません(規則15.2a(3))

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