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動いている球を打ってしまったが、ペナルティはありますか?

(2022年3月号掲載)

Q.

ショートパットが外れてしまい、ついうっかり、まだ動いている球を反対側から打ってホールアウトしてしまいました。これは大丈夫でしょうか?

A.

規則に違反しているため、2打罰となります。

【解説】

規則10.1d「動いている球をプレーすること」には、以下のようにあります。

プレーヤーは動いている球に対してストロークを行ってはならない:

  • インプレーの球は、その球が1箇所に止まっていない場合、「動いている」ことになる。
  • 止まった球が揺れている(または振動している)が、元の箇所に留まっている、または戻っている場合、その球は止まっているものとして扱われ、動いている球にはならない。

しかし、罰がない3つの例外がある:

例外1-プレーヤーがストロークのためにバックスイングを開始した後に初めて球が動き始めた場合:この状況で動いている球に対してストロークを行うことは、この規則ではなく、規則9.1bで扱う。

例外2-ティーから落ちつつある球:ティーから落ちつつある球に対してストロークを行うことは、この規則ではなく、規則6.2b(5)で扱う。

例外3-水の中で動いている球:球が一時的な水、またはペナルティーエリアの水の中で動いている場合:

  • プレーヤーは罰なしにその動いている球に対してストロークを行うことができる。または、
  • プレーヤーは規則16.1や規則17に基づいて救済を受けることができ、その動いている球を拾い上げ ることができる。

いずれの場合も、プレーヤーは風や水の流れが球を良い所に移動させるためにプレーを不当に遅らせてはならない(規則5.6a参照)。

規則10.1の違反の罰:一般の罰。

ストロークプレーで、この規則に違反して行ったストロークはカウントし、プレーヤーは2罰打を受ける。

以上の通り、動いている球に対してストロークを行うことは禁止されています。質問のケースは3つの例外には当てはまりませんので、プレーヤーは2罰打を受け、あるがままにプレーしなければならないのです。

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