メンテナンスフリー 押え層が軽量化できる
フレキシブル性のあるルーフマットは乾式置敷き工法ですので施工が容易で、防水層の点検・補修の場合でも簡単に取り外しができます。また、外したブロックを再度使用できますので、後期や経費の削減が図れます。 在来工法に比べ強度はそのままで押え層の重量が3分の1以下にできるので、既存のコンクリートを撤去せずに、そのうえに防水工事を行うルーフマット敷き工法ができます。
防水層と絶縁できる
ルーフマット標準仕様の裏面には特殊な合成繊維不織布を貼ってありますので、防水層の上に直接敷き込めます。保護モルタル・シリンダーコンクリートとは違い密着されずに絶縁できるので、防水層を引っ張ってしまうことがありません。
  ●ルーフマット(置き敷き)工法なので密着しない。
  ●ルーフマット工法は防水層と押さえブロックが絶縁できる。
  ●構造体の揺れは防水層を動かす。
  ●在来工法で防水層とスラブと押さえコンクリートの両方
   と密着しているため、揺れの大きい方に引っ張られてしまう。
耐火構造仕上 耐風構造仕上
コンクリート二次製品のルーフマットは不燃試験に合格、認定された製品ですので絶対に燃えません。
直火30分でも形状変化はないので、耐火規制地域での使用にも安心して採用できます。
フレキシブル性があるルーフマットは下地に少々ラップがあってもよく馴染むので、直接面での浮力が生じにくくなります。特に、強風が予想される地域では、連結タイプのルーフマットを採用してください。
無騒音・無振動工法 作業の省力化
従来の改修工事では騒音・振動・ガラの始末などが問題になりますが、ルーフマット敷き工法ではハツリの作業がありませんので、病院・学校などの改修工事でも安心して作業ができます。 製品はパレット積みになっていますので、レッカー車での荷揚げや積み出し後の施工は誰にでも簡単に行えます。また、雨が降っても作業ができます。
役物の納まりも簡単 外断熱工法ができる
手摺りのくつ石や設備の下台なども、ルーフマット敷き込み後に後付ができるので、防水工事も平面施工が可能です。 防水層の上に断熱材を設置すつ場合でも、押えブロックとして充分に対応できます。なお、外断熱工法での端末処理として専用の縁石があります。
維持費が安くなる 多彩なバリエーションで演出
改修工事を行えば行うほど、ハッキリと維持・管理費に差が出てきますので、トータルコストを考えるとルーフマット置敷き工法は経済的です。 ルーフマットには色付けが可能ですので、周囲の景観に合わせたカラーリングができます。また、ワンランクアップした高級感を演出するのに最適な小たたき風仕上げ、ショット・プラスト仕上げ、タイル仕上げがあります。



施工要領1 施工要領2
養生シートを敷き込み、境目はガムテープで貼り合わせてください。 製品を割りつけ、墨出しを行ってから製品を敷き込みます。
施工要領3 施工要領4
墨出し線にそって溝板から敷き込みます。 溝板に合わせて基本板を敷き込みます。
施工要領5 施工要領6
割り込みが必要な場合は、切断加工してください。 目地通りをチェックした後、プラグビスで連結します。