紅葉 2000/11/17
草色の思い出を抱きしめるわけでもなく
時を閉じこめた扉を見つめ
落ち葉の海に座れば
舞い散るモミジの木の下
風が冷たい
何を憂い過去を辿るのか
夜行列車は空しく涙を運んで
ちぎれる魂
君の放つ言葉はさよなら
愛が消えた街 神戸
詩集に戻る