秘技! 眠狂四郎!
イカ素麺奇譯
ピアノBAR(返信メール)
マラソン中継
メリークリスマスの男“だい”
息慮凝心
プレスリーライク生バンドダンスホール”ケントス”
小男のベルケオ
友とするに
 
 
秘技! 眠狂四郎!
 
いくら残業が続いても、ゆずれない生活の基本的なリズムというものがあり、つまり、いくら深夜に帰ろうと、できれば風呂につかり、風呂から出たらテレビのスイッチを入れ、放送が終了していればかわりに雑誌でも広げ、缶ビールのふたを開け。
わずか1時間でも、ゆったりした自分の時間を味わってから横になります。
 
茶の湯の作法というものも、本来は、このような「自然さ」の中から生まれ出たもののようにも感じられる今日この頃ではありますです。
あれはお茶のたしなみ方ではなく、生活、人生の作法のような……。
 
Hello darkness my old friend.
I've come to talk with you again.
 
当然、その分だけ余計に睡眠時間は短くなり、あるいは、何か適切な対策が必要なようにも思えます。
ふと思い付いて、今朝(金曜日)は、自転車の居眠り運転というものができないものだろうかと、少し練習してみました。(ΘιΘ)
片道30分。
往復1時間は無駄にはできないものね。(^.^)
 
あと、いま考えているのは、昼間、目を開けたまま眠ること。
思考に沈んでいるのか眠っているのか、外見からは判別できないという秘術を編み出すことができれば……。
 
 

 
 
イカ素麺奇譯
 
うちの奥様はイカが好きです。
しばしば食卓に乗せます。
僕も別に嫌いではありません。
 
ただ、少し引っかかるものがありました。
以前、テレビで、何かの特集で、でっかいからだの男がうんうんうなっていて、頭のよさそうな女医さんが、その人の腹を開いて、一匹の寄生虫を取り出して見せてくれたのです。
腸壁から、肉の中に食い込んでいて、それがいたずらしていたのです。
 
その時の説明で、それはイカの寄生虫だということでした。
仰天アナウンサーの、「イカはナマでは食べない方がいいんですか」に、しっかり噛めば、つまり、「歯で噛み切ればナマでも大丈夫です」と。
 
以来、イカを食べるときは、しっかり噛んでました。(^^)
 
 
で、今夜の夕食の時、またイカのお刺身で、例によってしっかり噛んでいたら、お醤油の皿の中で、何やら動いているのです。
たまたま、イカ素麺の奴が間抜けにすだれ状につながっていて、普通はお醤油につけたままになどしないのに、繋がってたから、偶然つけていたのです。
そしたら、動いてやんの。
 
僕ひとりが夕食を始めていて、女どもはまだほかのおかずをお皿によそったりしていましたが、僕が虫さんをみんなに見せて、その瞬間、討論を経ることなく全員一致で計画変更。
イカのお刺身は、急遽、イカのガーリック醤油いために変更になりました。(^.^)
 
しっかり噛んでたつもりだけど、今現在なお、一抹の不安なきにしもあらず。
みなさんも、ご用心ご用心。
気持ち悪い?
もう、当分食べられそうもない?
 
 


 
 
ピアノBAR(返信メール)
 
お、お、驚きました。
 
どの書き込みのことで文句を言われるのだろうかと、びくびく……。
メールのタイトルは、「これは苦情ではありません」というのがいいです。(^.^)
 
ピアノバーというのは、お店の名前でもあります。
川奈創というジャズピアニストの店で、場所は、柳川交差点北西角の、住友銀行の裏手のビルの3Fです。
+++++++++++++/|++|
+++++++++++//+|++|
++北+++++++//◆+|++|
++↑+ーーーー+//+++|++|++++◆印のビル。
++++ーーーー|+++++|++|+++++ちゃちな螺旋階段を3階
++++++++|+++住銀|++|+++++まで登って、目の前のド
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアを開ければOK
←岡山駅++++桃太郎大通り+++++++++「ピアノバー」とあります
++++++++++++++柳川ロータリー++から
ーーーーーーーーーーーーーーー・・・ーーーー
++++++++++++++|++|
++++++++++++++|++|
 
時間帯としては、僕は9時から11時くらいがおすすめです。
曜日は、ベストは金曜日。
普通だと、マスターがピアノを弾くだけですが(楽譜さえあればリクエスト可)金曜日のお客は、ドラムを叩いたりサックスを吹いたり、女性ボーかリストに変身したりと、そんな楽しみ(迷惑?)もありますから。
もちろん、何事も起こらない日もあるでしょう。
そこまで責任は持てませんからね。
 
腹立たしいのは、隅で飲み物を作ったりつまみをセットしたりしてる若い女の子がマスターの奥さんだということ。 ワルイヤツジャ
うれしいのは、帰るときにわかりますが、料金が無茶苦茶安いこと。
料金体系は、バーというよりは喫茶店です。
 
ではでは。
アンダーグラウンドな感じが、お連れの女性のお気に召すかどうか心配ですが。
 
 
                    孤独で不幸な男たちの味方の
                         ムッシュ
 

 
 
マラソン中継
 
世界陸上の男子マラソンを中継したアナウンサー。
中村の順位を何回も間違え、テレビを見ているものは、だいたい画面が連続的に展開していってるから、また要所要所でレポートも入っているから順位はわかっており、
「おお、また間違えた」と思ってみてるのに、間違いを訂正しようとしてまた間違え。
「はい。ここで一度順位を整理してみましょう。
 先頭集団が**と***と**と***と**の五人。
そのあとに***……。」
 
ほんで、結局また間違え……。
「はい。整理してみましょう。」 ドッヒャー 
 
そういうことは自分の頭の中でやってほしい。
聞き苦しい限りでした。
たぶん、ディレクターあたりに、ちゃんと整理してしゃべれと叱られたからだろうけど。
 
大きな仕事のはずなのに、お粗末なアナウンサー。
番組が番組だから、彼も、地位的には低くない人なんでしょうね。
大丈夫なんだろうか。
 
 
                    最近混乱する ムッシュ (^^;;  

 
 
メリークリスマスの男“だい”
 
だいさん、かぶとを脱ぎましたよ。
現役にはかなわないというだけでなく、全盛時の僕をはるかに凌ぐレベルで。
おそれいりました。
楽しかったです。
でも、あれじゃあ、無言電話もかかるでしょうね。
そういうタイプですよ。(^^)
 
僕は初めはギターを弾いて自然に歌を覚えていたから気付かなくて、カラオケの世界に入ってから、歌には、「対話」と「ショー」とがあると感じるようになりました。
かつての僕も、いまのだいさんもショーマンですよね。
自然に生活して、歌いたいときに歌いたいように歌うタイプの人たちには、ショーマンの、ささやかな裏の努力のことなど知りようもなく。
 
それは歌だけでなく、たぶん生活のスタイルでもあり、いろんなシーンで、気付かないうちに敵を作っているわけです。
ショーマンタイプは、人気者ですが、一部のタイプの人たちには嫌われる。
まさに、イタズラ電話をかけるようなタイプの人たちに。(^.^)
それ、同年輩の、すぐ近くにいる人だと思いますよ。(^.^)
 
まあ、色々苦労して、またこのつぎも、楽しい颯爽としたネタで登場してくださいね。
期待してます。
しかし、@グループの構成メンバーの中に素敵な女性が入っていて、A僕がだいさんと同年輩だったら、あんなかっこいいステージを見せられたら、嫉妬するかも知れません。
昨夜は KITTY さんと、謎のイケイケお姉さんがいたし、僕、顔では笑っていたけど、ちょっと悔しかったのよ。
歳が近かったら、無言電話、たぶん、します。(^.^)
 
歌を楽しんでいるわけではあるけど、若いときは、女性に対してプレゼンテーションしている意味もあるんですよね。
 
故人曰く、「出る杭は打たれる。」
いやな渡世ですねえ。
 
 

 
 
息慮凝心
 
息慮凝心。
慮(おもんぱか)るを息(やす)みて心を凝らす。
 
理屈にとらわれすぎないで、冷静に見ろということなんでしょうか。
最近は暑さで脳味噌が煮えているから、失礼なことも書いてしまいます。
すぐに後悔して、あわてて消したりもしておりますが。
それもこれも、夏の暑さのせいにして。
 
春は曙、夏は宵。
宵は飲酒凝心。
 
先日高島屋の裏手の「白木屋」にいきました。
若い人が多く、スタッフも学生アルバイト風で感じが良かったです。
安いし。
難点は、靴を各自もって席に着くことと、料理がなかなか出てこない点。
 
また、飲酒凝心しましょう。(^^)
 
 

 
 
プレスリーライク生バンドダンスホール”ケントス”
 
ケントスの話が出てるから、僕も少し。
 
僕が少年の頃、いまでいうアイドル、当時は、ただ、歌手でしたが、そういう人たちが、週間平凡とか、週刊明星とかのインタビュー記事で、必ず、「好きな歌手は誰ですか」とか「目標にしている歌手は」とか聞かれ、そういうとき、たいていみんな、誰に教えられたのか、しばしば、「プレスリー」と答えていました。
たぶん僕はまだ中学生で、そのプレスリーなるものが何者か知らず、しかし目標が「美空ひばり」でも「春日八郎」でも「三橋美智也」でもなかったことに、なんとなく「そうか」と思い……。
 
橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦。
この、元祖「御三家」の陰に隠れて、尾藤いさお、平尾昌明、飯田久彦……。
山下敬二郎は僕よりは少しお兄さんたちの世代だったのかどうか、雑誌で名前は見てたけど、当時、ほとんど歌は聴いた記憶がありません。
男ばかり続いたから、おまけで、中尾ミエ、伊藤ゆかり、田代ミドリ……。
加賀まりこ……は、歌ってはいなかったような。
御三家に代表される「いわゆる歌手」たちが、作りものの人形の匂いをぷんぷん発散させていたのにくらべ、彼らのやっていることはどこか異質で、それはつまり、「歌謡曲」とは一線を画した「ミュージック」であり、そのことに気付いた自分だけが、まわりのみんなから一歩だけ早く大人に近付いたような気がして秘かに得意だった。
自分だけが、本物の音楽に目覚めた、みたいな。
(ほんとうは、プロデュースされた時点で彼らも人形であり、作りものの仲間入りをさせられていたわけですが。そして、それに気付いた人は、人知れず芸能界から姿を消す運命にあったわけですが。姿の消し方は色々でしたが)
 
 
前置きが長くなりました。
「ケントス」の第一印象は、おおおっ、これ! 僕らは昔、これだったんだよ!
でした。
ここに僕らの青春がよみがえっている。
 
やがて我が国にエレキが入り、映画「エレキの若大将」さながらのダンパがあちこちで開催され、ロックンロールのみならず、音楽の世界が猛スピードで進化するのと同じようにダンスのスタイルもどんどんと変化していき。
変化につれて洗練されてもいき。
 
こう書くと、まるで僕もギンギンに踊りまくっていたみたいですが、実は多くの場合壁に背を付けて、見てただけ。
それでも、次第に気分が乗ってくれば体も動くし、そのうち自然に背中が壁から1メートルも離れれば、「見てるだけ組」も、気分は踊っている人たちと一緒だったと思っています。
たまには、勇気を出して、踊ったし。
 
たしかに、ケントスにはそんな懐かしさがあります。
でも、あそこは僕らの時代の雰囲気を再現しようとはしていても、どこか嘘くさい部分があるなと内心、思っています。
それはどこだと聞かれても言葉に詰まりますが。
なんとなく、ちがう。
  もしかしたら、(認めたくないけど)こっちが変わってしまっているための不具合にすぎない……?
 
歳とって、かつての自分のコピーたちを眺めながら、愚かしくもそれと気付かず、「なんだ最近の若いのは……」なんてやってる連中と同じなの?
それだったとしたら、いやだなあ。
 
 

 
 
小男のベルケオ
 
う〜ん……。
昨夜は、といっても厳密には今朝ですが、あんなに深酒したのに、とっても気分がいいです。
申し訳ないくらい、楽しい酒でした。
 
最初の、ペルケオの雰囲気も良かった。
ペルケオだから、たぶんドイツだよと僕がいうと、いや、英国だろうとか、イタリアじゃないかとか、スウェーデン説も飛び出し……。
ビックリしたのは、遅れてきた情報処理の教授が、突然、歌を歌いだしたこと。
 
  ♪ なんとかかんとか 小男のペルケオ
    なんとかかんとか 飲むときはデカイ  ダッタカ ?
 
  忘れましたが。
老教授の学生時代、声を張り上げて歌った「猥歌」だといってました。たしか……」
 
昨夜で2度目のペルケオでしたが、いろんな種類のビールがあるし、お店の雰囲気も、さぁ、ビールを飲むぞ! という感じがにじみ出ていて悪くありません。
ぴりからの何とかソーセージは、食べたあとから猛烈に来ます。
二度とも試しましたが、なかなか骨があります。
おっと、本物の「骨」があるのもあります。
何人かでいって、いろんなソーセージを試してみるのも楽しいと思います。
大ジョッキが大体750円、中(といってもこれは小さい)が500円。
ハーフ&ハーフは中にしたけど、量から考えると損ですね。(^.^)
 
全体的にほかのお店よりは少し高い感じですが、それでもここでは2時間飲んで、
ひとり4千円で少しおつりが来ましたからまあまあでしょう。
ほかだと、ひとり3千円なんですよね、普通は。
店の雰囲気がいいから、それくらい高くても納得です。
おすすめします。
 
もしいかれるなら、少人数でも、予約の電話を入れて置かれた方がいいと思います。
 
ちょっとだけ驚いたのは、隣のテーブルに我が社の某副社長がお見えになられたこと。
落ち着いた老紳士といった体で、4、5人の若い人たちと一緒に、穏やかに飲んでおられました。
数日前に、書類を持参して説明したばかりだったのに。
まあ、どうせ覚えてなどおられないさと、ときどきちらちら横目で様子をうかがいながら、教授のペルケオを聴きつつ、僕は僕でジョッキを傾けていました。
 
 

 
 
友とするに
 
毎日新聞の余録からの孫引きで恐縮ですが、兼好法師の「徒然草」の一節に、「友とするに悪き者、7つあり」とあるそうです。
その3つ目が、「病なく、身強き者」。
 
一応「徒然草」は受験生時代に勉強しましたが、僕らの時代は「徒然草」はもはや定番になりすぎて、全国的な出題傾向としては、名もない古典というか、普段あまり僕らの目に触れることのないマイナーな古典から出題される方向に向かっていたから、そういう出題者心理(いつまでも徒然草から問題を出していたら素人扱いされるのではないか……という疑心暗鬼)を読んで、手を抜いていた分野だったかも知れません。
 
知りませんでした。
知らなかったけど、同感できます。たしかに僕も「病なく身強き者」だった頃は、頭が良くて? 何でもこなせる??? 嫌な奴でしたし……。(^.^)
 
しかし、神戸の被災者にも色々あって、テレビで報じられる度に、勝手な感慨を抱いてしまいますが、被災住宅に住んでいる人に、『出ていけ』の張り紙はないよね。
張り紙のかわりに「洗濯物に火を付けて焼く」中学生もいるとか。
 
受験生の人にアドバイス。
余計なお世話だろうけど、今日の毎日新聞の余録みたいなのは、何らかの形で、必ず全国あちこちの大学で出題されますよ。v(^.^)
昔は朝日新聞の天声人語からよく出題されていて、高校三年生の一年間は、親に頼んで新聞を毎日から朝日に変えてもらいましたよ。
その反動で、しばらくは朝日が使われない時期もあったような……。
 
で、その、役に立たないアドバイスのお返しにといっては何ですが、「友とするに悪き者」の残りあと6つ、知ってたら、誰か教えてくれませんか。
いつかの僕みたいに、知りたければ本屋さんで立ち読みでもしたら? なんて冷たいこといわずに。
そういうことが、春に、出題される可能性だってあるわけですから。
 
あ、それと、受験生の人は、あまり桃などに来ないで、集中的に勉強した方がいいと思うよ。
などと……いってみたりする。
 
 

 
 
 
この頃……1995。
 
 

 
 
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