これは 1997/03/05 に、おかやま桃太郎ネットに掲載した自己紹介のLOGです。
 
<02> 自己紹介---------------- 182
[Ret/番号]読む [U]読まない [A]アペ [W]書く [.]戻る [0/00/T/+/-/N/B] [?]その他
 
--> 156
02 156 97/03/05 23:32 MONSIEUR 65 自己紹介、青雲の章です。m(_._)m
--------------------------
97/03/05 23:32:22 MONSIEUR 自己紹介、青雲の章です。m(_._)m
 
プロフィール 第1部 青雲の章
 
1948-7.24 広島県東部の小さな地方都市に生まれる。
       両親は街の繁華街で反物の卸問屋を営む。
       このため郊外の祖父母にあずけられ、「おぼっちゃま」として育
       てられる。
1953-05歳 家の前の県道で当時は珍しい乗り物であったバイクに跳ねられる。
       (頭を強く打つ)(^.^)
1956-08歳 両親の店舗の近くで当時は珍しいスクーターに跳ねられる。
       (頭をまたまた強く打つ)(^.^)
1957-09歳 近くの警察の道場に忍び込み、お兄さんたちに卓球を習う。
       (弱いから)並ぶ専門。
1958-10歳 住み込みの「よっちゃん」に恋する。
       紙メン(めんこ)やダンチン(ビー玉)、ペッチンの「(禁止されて
       いた)ほんこ」で稼ぐ。
       こっちは強くて、近所の子を泣かす。
1960-12歳 小学校の徒競走では万年ビリだったのに、突然一等賞になる。
       それまでは無関心だったスポーツに目覚める。
1961-13歳 中学校入学。
       休日には河原でゴルフをする東大志望の3年生と運命的な出会いを
       し、彼の部屋でブラックジャックを習う。彼の手により、封印されていた
       勝負好きな性格が、遂に、深い眠りから覚める。
       もと外国航路の船乗りだった人の英語塾に通い、麻雀を習う。
       勝負好きな性格に、いよいよ磨きがかかる。
       遊び人の3年生とお人好しの2年生と1年生の僕とで、廃部になって
       いた山岳部を復興する。
1962-14歳 特殊学級に遊びに行くようになり、可愛い女の子になつかれる。
       「優しいお兄さん」の地位を確立する。
       父の会社が倒産する。「おぼっちゃま」の地位を失う。
       父が、知人の好意で「醤油の小売り屋」を譲られる。
       僕も、重い6本箱を自転車に積んで配達に走る生活が始まる。
       勝手口のないスナックで、お客とホステスのお姉さんが踊っているところに
       届けた時は、思わず「おぼっちゃま時代」を思い出し唇を噛む。
       生徒会長に立候補して落選する。(^.^)
       (別に僕がなりたいといったわけではなく、担任とクラスのみんなの…)
       その反動で? 美少女たちを大量に山岳部に入部させ、日曜日には
       彼女たちを引き連れ山歩きに興じる。
       下山途中で、中腹の神社の境内でその筋の人たちのリンチに遭遇する。
       まっすぐに前だけ見て、お兄さんたちの群の中を堂々と? 縦断する。
       東洋のシカゴと呼ばれたピストル乱射事件の町で不良化していく同級生
       たちを救おうと、風紀委員として厳しく取り締まり善導に努める???
1963-15歳 その報復か、白昼学校の廊下で不良グループに取り囲まれボコボコにされる。
       帰宅しようとすると、しばしば自転車がパンクさせられている。
       見て見ぬ振りをする多くの教師たちに対して不信と絶望感を抱く。
 
 
1964-16歳 高校に入学して美術部とバレーボール部に入る。
       バレー部の封建的な雰囲気になじめず一週間で退部。
       創元会最年少会員(当時)新良貴健三先生に師事、絵の才能が開花する。
       労働基準局の賞金付きポスターに応募し入選する。
       美術部で、のちに雑誌「リボン」で一世を風靡することになる漫画家
       「もりたじゅん」と出会い、共に県展に出品し共に入選する。
       『絵』をなめる。
       梶井基次郎を知る。
1965-17歳 がまんできず、ついに文芸部にも入部する。
1966-18歳 国際ライオンズクラブの世界平和論文コンテストに応募。
       並み居る大人たちを退け、FIRST PRICE(地区)獲得。
       初めて手にする英文の賞状と、賞金50Kを手にし天狗になる。
       『文章』をなめる。
       中学で僕を特殊学級に誘ってくれたり何かにつけて僕に相談して
       いた淑やかな感じの同級生の女の子が、(僕は派手で遊び人タイ
       プの女の子たちと色々噂があったから)しびれをきらせて別の彼氏を
       作り僕に紹介する。6年間もそばにいて気付かなかった、己の愚か
       さを激しく呪い、心乱れる。
       秋の文化祭で、演劇部の芝居の背景を描く。
       受験で横浜の大学を受けたとき、近(自粛)ツーリストに連れ込み旅
       館を世話される。同級生とふたり部屋で、大いにあせる。
 
 
1967-19歳 大学進学で岡山に来る。
       岡山の空の、美しい夕焼けに感動する。
       酒とたばこと麻雀の日々が始まる。
       美術部に入部し、1年生の分際で先輩たちを仕切る嫌みな男と化す。
       慢心し、どんどん人格が低くなる。
       髪を伸ばし、フォークギターを買う。
1968-20歳 酒は弱いことが判明。絵とたばこと麻雀に励む。
       福山のデザイン事務所の影響で、サイモンとガーファンクルにはまる。
       Sound of Silence の完全意訳に挑む。
       創元会岡山支部入会。以後ほぼ毎年、日展(秋・ただし落選)と創元
       展(春)に出品。
       美術年鑑から氏名の掲載依頼が届き、いっぱしのプロの絵描きの
       気分に浸る。
       油絵スクール講師のバイトで稼ぐ。
       エレキギターを買い、アマチュアバンドに参加する。
       日記代わりに曲を書き、哲学的な思索に耽る。
       大学学生会がスト決議。
       反戦会議、跳梁跋扈する。
       下宿で寝ていたら下宿のおばちゃんに「大学で学生が警官を殺し
       たよ」と告げられ、彼女に、何故か大学構内へと追いやられる。
       仕方なくサンダル履きで学内に入ると、待ってましたとばかりに
       機動隊に追っかけられる。
       逃げる。
       下駄履きの空手部は、下駄を両手に持ち、横を裸足で逃げる。(^.^)
       可愛い子から誘われ、しばらく付き合っていたら、あっけなく振
       られる。
       ♪ 初めから騙すつもりでいたのかい 僕の恋人よ〜  と、歌う。
 
 
1969-21歳 大学生活に飽きる。
       昼近くに起きて、部室でメンバーが揃うのを待ち、雀荘に浸る日々。
       連珠(五目並べ)で奥義を極める。
       麻雀仲間と囲碁に手を染める。
       勝負好きな性格と囲碁との運命的な出会い……。
1970-22歳 ひとつ年上の素敵な女性と恋に落ちる。
       『神田川』、『赤ちょうちん』を歌う。
       彼女が神戸に就職し遠距離恋愛に変わり、ほどなく破局を迎える。
       夜の神戸駅で、ひとり、泣く。
       学校に戻り、まじめに卒業を目指す。
       4年間分の勉強を、まとめて、一気呵成に仕上げる。
       「優」の山を築く。 v(^o^)v

       気ままに詩や小説を書き、油絵の具にまみれ、歌う。
       いつまでもそんな暮らしが続けられる生活を手にするため、心が、
       それまでは低く見ていた「公務員」に向かう。
       (ちゃんとした公務員が、どれほど大変な仕事かも知らずに…)
       神戸市役所を受けて落ちる。
       京都府庁を受けて落ちる。(こっちは書けたし、自信があったのに。変だね)
       福山のデザイン事務所から、来てくれるなら50K出すよと誘われる。
       テクニックや感性はともかく、デッサン力の未熟さを自覚し断念。
       我れながら潔し。
       デザイン事務所の社長たちと徹夜でチンチロリンの大勝負をする。
       勝敗不明。
       やはり小説家になるしかないか、と思う。
       そう思った途端に、「書く」楽しみが「書かねばならぬ」義務感や焦燥に
       変わることに再び気付く。
       人生の羅針盤を失う。
       幸か不幸か、現在の職場に初任給36Kで拾われる。
1971-3月 目出たくも、もの悲しく、大学を卒業する………。   
 
 
                   『青雲の章』 完
 
* プロフィール 第2部 《疾風怒濤波瀾万丈支離滅裂我田引水竜頭蛇尾の章》
   これは、構想してみるに内容があまりにも見苦しく、これ以上裸の自分をさらすのは慚愧
   に耐えないため、永久に執筆の予定がないことを謹んで申し添えます。 f(−.・)
 
 
                                  ムッシュ
 
戻る