少 年 2005/08/23
輝いていた毎日はいつか
ありふれた日々へと色あせ
苦難の果てに手にしたはずの幸せも
いまは忘れられたおもちゃ箱の中
僕らは走り
僕らは追いかけ
夢中で手を伸ばしたはずなのに
だけど女神のうしろ髪を掴まえてしまうと
いつも空しさに包まれた
街は大人の顔をして
たくさんの教訓を売っている
僕らも授業料を払い続けたけど
学んだことは何も役に立たなかった
だから少年の心を抱いて
ただ立ち上がろう
キラキラと光るガラス玉見つけたら
子供のように走り出したいのさ
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