マニアック     2009/02/03
 
 生活の中では、「マニアック」なんて言葉は、これまで一度も意識することもなく、だから、特に使うこともなく暮らしてきたけど、陽水が忌野清志郎のことを「彼はマニアックだ」と言ってるのを本で読んで、「そういうあんたが相当にマニアックじゃないかな」と思わず突っ込みを入れていて、そこでふと我に返りました。
 考えてみたら、僕のまわりにいる人たちだって、医者も大学の先生も、工務店の社長さんも書道家も、銀行員もシステムエンジニアも、本来おとなしいはずの公務員たちも、みんながみんな、あきれるほどに素晴らしく、マニアックです。
 マニアックというと、何となく負のイメージを抱く人もおられるかもしれませんが、要するに「適当じゃ許せない」ということであり、「まじめに、真剣にやってる」という意味として受け止めてみたらどうでしょうか。
 熱中するタイプというと、単純に考えるとパラノイアですが、僕みたいにいろんなことに手を染めるタイプは、どちらかというとスキゾフレニー。でも、中途半端に食い散らかすというのとは少し違う。スキゾフレニーの中にもマニアックはあると思います。
 
 両方のタイプの友人たちは、一様にマニアックです。
 
 
 

 
前の話へ戻る 次の話へ進む
 
【夢酒庵】に戻る

【MONSIEURの気ままな部屋】に戻る