あの坂本龍馬の妻だった「おりょう」さんも、われらが一族、「楢崎」という医師の娘だったんですよね。 この話は何かにも書いたし、いまさら僕が持ち出すまでもなく比較的有名かと思います。 詳しくは、こちらをどうぞ。 m(_、_)m はじめて知ったときは、妙に誇らしく感じたものです。 (頭がおかしいんじゃないかと笑われそうですが…(^_^)) そのおりょうさんについて、三谷幸喜さんがエッセイの中で触れておられました。 実はおりょうさん、龍馬の死後に再婚されていたのだと。 再婚されたのは明治18年とする説が有力とのことですが、龍馬の死からさほど時間が経ってない時期だったという説もあるとか。 おまけに再婚したのは、町で子供相手に駄菓子を売る大道商人。 三谷幸喜さんは、龍馬とのギャップに驚いたと書いておられました。 でも、僕はそうは思いません。 日本の夜明けを目指して短い生涯を一気に駆け抜けた男と、一介の大道飴売りとを比べたら、確かに大違いにも見えるかも知れませんが…。 坂本龍馬にしても元々は下級武士で、しかも脱藩侍です。 龍馬も大道飴売りの男も、社会の底辺を這いずりまわりながら、男1匹(権力に尻尾を振ったりしないで)、したたかに人生を送っているという意味では、おりょうさんから見たら共通の匂いがしていたのかなと、そんな気もしたのでした。 |